患者さんに、、腰痛の重傷化を防ぐエクササイズを一つ教えてくださいと言われたら躊躇なくこう答えます。

「高回数のベンチスクワット」

正確に言うと、自分の体重をを利用してのテーブルにつかまって行う高回数のベンチスクワットです。

もちろん同じ方向にいすを並べて背もたれにつかまって行っても、肘掛け椅子につかまって行っても構いません。

初級者は45回連続で行うのを目指します。

1か月後に75回連続できれば中級者。

3か月後には125回連続できれば上級者です。

自分の体重で連続15回できればインターバルを1分以内で3セットを目指しましょう。

やがて5セットできれば中級者です。

もし無理なく25回連続してできる方はインターバルを30秒以内に設定して3セット行いましょう。

毎日継続するうちにやがて5セットできるようになれば上級者の仲間入りです。

この数字は65歳以上の被験者を対象に行われた検証に基づいた科学的なデータによるものです。

例えばレッグエクステンションマシーン正確に1回できる重量を測定します。

わかりやすく最大筋力を100キロととすると、50パーセントの50キロでは25回連続でできるはずです。

70パーセントの70キロでは15回できるのです。

50パーセントのエクササイズであればインターバルは30秒以内にと止めましょう。

そして最低3セットを行えばだれでも太ももの全面の筋肉(大腿四頭筋)は肥大することが確認されたのです。

同様な理由で最大筋力の70パーセントで行うエクササイズであればインターバルは15秒以内にとどめましょう。

このように科学的データに基づいて行えば低負荷であっても高負荷であっても同じように筋肉は肥大するのです。

もう一つ大切なことは、毎日継続することです。

要するに体重が50キロ、椅子の高さが40センチだとすると仕事量は同じ掛け算で求められるという事です。

体重が2倍の100キロであれば同じ回数ができなくて当然です。

45回の1日2回1か月で30回行えば、2700回という計算です。

それを2倍行えば5400回になるので当然筋肉は増えるのです。

まずかに頭を傾ければ、背中全体や握力、肺活量の増大に加え、誤嚥性肺炎の予防につながるというデータも確認されて。

運動の最後に体を丸くするストレッチを15秒以上行いましょう。

回数ができない方は運動範囲を狭めましょう。

運動で効果を上げるコツは毎日継続して行うこしかありません。

毎日通勤するサラリーマンの方で、階段の上り下りを継続することで可動域は狭いものの片足のスクワットを行っていたことになるのです。

定年後に通勤がなくなると、いつの間にか全身の79パセントを占める下半身の筋肉がなくなり腰痛になるのです。

このように懸垂や腕立て伏せを行ったとしても、全身の筋肉の70パセントを鍛えるベンチスクワットの効果にはかないません。

自宅で行えば機構に左右されることもないので継続できるのです。

まさに「継続は力なり」」という事なのです。

ために筋力トレーニングをしたとしても、ほとんど効果がないのは上記のような理由なのです。。